SNSなどのページには季節限定のエフェクトってありますよね?
誕生日に紙吹雪が舞ったり、クリスマスに雪が降ったり、入学式の時期に桜が舞ったり。プラグインを使えばそれらをブログに実装するのも簡単です。
今回はサイトに雪を降らせるプラグイン「WP Snow Effect」を紹介します。ブログで冬らしさを演出してみましょう!
プラグインを使いたくない方はこちら。

WP Snow Effectとは
「WP Snow Effect」はサイトに雪のアニメーションを表示するWordPressプラグインです。
クリスマスや雪まつりなどのイベント特設サイトにはぴったり。普通のブログでも冬季限定で雪を降らせると面白いかもしれません。
機能一覧
WP Snow Effectは「雪を降らせる」ことに特化したシンプルな機能になっています。
- 画面上にランダム性のある雪を降らせる
- 雪の落ちる速度・結晶の大きさや色は変更可能
- 雪が消える高さなども設定可能
- 結晶の形も変更可能(有料版)
- スクロールし続けると違和感がある
画面に雪を表示しているだけなのでスクロールに追従してしまいますが、初手でインパクトを与えるという役割は十分に果たすので問題ないでしょう。
表示速度が少し落ちる
アニメーションを表示するプラグインといえば、ページの表示速度への影響が気になるところ。
そこでプラグイン導入前後でページ速度を測り平均スコア(値)を出してみました。計測対象は「プラグインはこれで十分だ」と警告している記事です。
(条件)
・雪の降下量などはデフォルトのまま
・Page Speed Insightsは総合スコア
・SEO META 1 COPY(拡張機能)はPCでの合計時間(ロード終了まで)
・各スコア(値)は10回計測した結果の平均
(結果)
Page Speed Insights | SEO META 1 COPY | |
---|---|---|
導入前 | 88(モバイル) 98.6(PC) | 517.4ms |
導入後 | 79.2(モバイル) 98.6(PC) | 602.8ms |
変化量 | -8.8(モバイル) ±0(PC) | +85.4ms |
PCの変化は微々たるものでしたが、モバイルでは少し表示速度が落ちるという結果に。

ブログに導入する場合はクリスマス前後だけ・”冬”に関係するページだけといった感じに、使用時期やページを制限するというのが賢い使い方かもしれません。
WP Snow Effectの設定と使い方
それではプラグインの解説に移ります。
最終更新は11カ月前ですが、最新のWordPress 5.8.2では動作を確認できているのでご安心ください。

インストールと有効化
プラグインの「新規追加」から”WP Snow Effect”で検索。インストールと有効化をしましょう。

プラグインを有効化した時点で雪が降り始めるので、すぐに設定をしていきましょう。
詳細設定
プラグインの詳細な設定は「設定」 > 「WP Snow Effect」に追加されています。

設定ページでは雪を降らせるページやフレーク(結晶)についての変更ができるようになっています。

ここで設定した範囲内で、雪の結晶がランダムな大きさ・速度で降ります。
Flakes Number | 降らせる結晶の数 |
---|---|
Minimal Falling Speed | 最小落下速度 |
Maximal Falling Speed | 最大落下速度 |
Flake Minimal Size | 結晶の最小サイズ |
Flake Maximum Size | 結晶の最大サイズ |
Snow Vertical Size | 結晶が降る範囲(px) 数値が大きいほど下まで降ります |
Fade Away ? | フェードアウトするかどうかの設定 チェックするとページ下部で自然に消えます |
Show On | 雪を降らせたいページ ・Home page:トップページ ・Pages:固定ページ ・Post:投稿ページ ・Archive:アーカイブページ ・Mobile Device:スマホ |
Show on Specific Page(s) | 雪を降らせるページを個別に指定 ※有料版限定 |
Flake Type | 結晶の形 ※有料版限定 |
z-index | 要素の優先度合い 数値が大きいほど前のフレームに表示されます |
Flake Color | 結晶の色 |
まとめ
以上、WP Snow Effectの紹介でした。
ユーザーはもちろんですが、毎日同じブログを眺める自分もマンネリを感じるものです。たまにはブログにイベントを起こしてみると、自分も楽しい気分でブログの更新ができますよ。